取扱鋼材

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  • SUS347

  • SUS347

    SUS347は、「JIS G 4303 ステンレス鋼棒」に規定されているオーステナイト系ステンレスです。 SUS347とは、ニオブ(Nb)を添加にすることで、鋭敏化がもたらす粒界腐食を防ぐ安定化鋼種です。 400~900℃の腐食条件で使われる部品、高温用溶接構造品によく使われます。 SUS347の硬度は、固溶化熱処理状態でHB:187以下です。比重は7.93。

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用途
化学、製紙、染料、肥料工業etc
代表成分

SUS347は、クロム(Cr)を17.00~19.00、ニッケル(Ni)を9.00~13.00、ニオブ(Nb)を含有炭素量の5倍以上、炭素量(C)を0.08以下を含むオーステナイト系ステンレス鋼です。

SUS347 C Si Mn P S Ni Cr Nb
成分値 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 9.00 ~13.00 17.00 ~19.00 10×C%以上
機械的性質

SUS347の固溶化熱処理状態での機械的性質は、硬度(HB):187以下、耐力:205N/㎟以上、引張強さ:520N/㎟以上、伸び:40%以上、絞り:50%以上です。

耐力 N/mm2 引張強さ N/mm2 伸び % 絞り % 硬さ(HB)
205以上 520以上 40以上 50以上 187以下
加工性・特性
SUS347は、SUS304にニオブ(Nb)をC量に対応(※Nb/C≧10)して添加し、鋼中のクロム(Cr)を主成分とする炭化物MCの代わりにNbCを生成させ、熱処理や溶接後の冷却過程で起こるMCの粒界析出による粒界隣接部でのCr欠乏層形成に起因する粒界腐食を防止するよう合金設計したステンレス鋼です。 オーステナイト系ステンレス鋼の中でもNbを添加したSUS347は、高温強度はもとより、クリープ強度や耐SCC性に優れるため、火力発電所の熱交換器や排熱管など約850°Cまでの高温環境で使用できるとされます。 しかし、長時間の加熱により、主としてNbとFeが結合したFe2Nbの組成からなる Laves相が析出します。Laves相は硬くてもろいため、局所的に析出すると機械的性質やじん性に影響を及ぼし、一般にLaves相ぜい性として知られている挙動が現れます。

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